講座「線形代数学入門講座」第7回

はじめに

こんにちは! てくますプロジェクトの Yukkin です。

本記事は、2024年4月からスタートした「線形代数学入門講座」の第7回『固有値』に関する活動記録です。

てくますプロジェクトは、「考える楽しさを探そう!」を合言葉に活動する、数学と情報の学習コミュニティです。
各種イベントについては、ぜひ Connpass をご覧ください!

「線形代数学入門講座」は、線形代数学を初めて学ぶ方や、もう一度しっかり学び直したい方向けの講座です。
大学以外の場所で大学レベルの数学に触れられる、ちょっと珍しい学びの場となっています。

講座の進め方は、以下の記事から確認できます。

学習内容

第7回でどのような内容を学習したか、簡単にですが紹介します。

  • 線型写像(前回のやり直し)
    線型写像の定義を説明し、行列と線型写像には 1 : 1 対応があることを説明しました。
  • 固有値・固有ベクトル・固有空間
    行列の対角化に向けて、固有値や固有ベクトルについて、その概念や計算方法を説明しました。

第7回の講座スライドはこちらから確認できます!

講座の様子

今回は線型写像や固有値など、線形代数学の中でも特に重要な概念について学びました。

参加者の皆さんは、説明を聞いたり確認問題に取り組んだりしながら、理解を深めようと頑張っています!

すぐにすべてを理解するのは難しいかもしれませんが、今回の学びが何かのきっかけになれば嬉しいです。

また、講座の合間には線形代数学のおすすめ書籍についての雑談もありました。

最後に

線形代数学入門講座、第7回を開催しました!
今回は「固有値」について学びました。

「AIを学びたいので、その基礎として線形代数学を学びたい」という方が、何人かこの講座に参加されています。
固有値は、まさに機械学習の主成分分析(PCA)などでも登場する重要な概念ですね。

本講座も残すところあと1回。
この取り組みが、少しでも数学を社会に広げる一歩となっていますように。

本シリーズの記事はこちら