講座「線形代数学入門講座」第7回

はじめに

てくますプロジェクトでは、てくますゼミと呼ばれる学習会を開催しています。

「線形代数学入門講座」は線形代数学を初めて学ぶ、または学び直したい方向けの講座です。大学以外で、大学数学を学べる珍しい場所となっています。

講座の進め方は、以下の記事から確認できます。

参加したい方は、Connpass よりご参加ください。

学習内容

第7回でどのような内容を学習したか、簡単にですが紹介します。

  • 線型写像(前回のやり直し)
    線型写像の定義を説明し、行列と線型写像には 1 : 1 対応があることを説明しました。
  • 固有値・固有ベクトル・固有空間
    行列の対角化に向けて、固有値や固有ベクトルについて、その概念や計算方法を説明しました。

講座の様子

今回は線型写像や固有値など、線形代数学の中でも特に重要な概念について学びました。

参加者は説明を聞いたり、確認問題で手を動かしながら、内容の理解に努めています!

説明を聞いてすぐ理解することは中々難しいですが、これがキッカケになればよいなと思っています。

線形代数学のおすすめ書籍についての雑談もありました。この講座を機会に、さらに自ら学んでいく足掛かりになればいいですね!

講座は予定より進みが遅れてしまうことも多いのですが、今日は比較的順調に進みました。

最後に

線形代数学入門講座第7回! 今回は固有値について学びました。

「AIを学びたいので、そのために線形代数学も学びたい」という方が、本講座に何人かいらっしゃいます。固有値は、まさに機械学習の主成分分析などで出てきますね!

本講座はあと1回です。社会に数学を広げることに少しでも貢献できていますように。

本シリーズの記事はこちら

各ゼミの第1回記事はこちら