てくますゼミ1周年 これまでとこれから

てくますゼミとは

てくますプロジェクトでは、てくますゼミと呼ばれる輪読会を隔週で開催しています。

少人数であーだこーだ議論しながら、考える楽しさを分かち合う、ゼミのようなコミュニティです。主に、AIなどの「IT × 数学」領域について学習しています。

てくますゼミは2022年9月から活動しており、なんと1周年を迎えることができました。

おめでたい!

この記事ではそんなてくますゼミの、これまでとこれからについて、書いていきたいと思います。 

てくますゼミを始めたきっかけ

てくますゼミを始めたきっかけは単純で、私(Yukkin)がAIについて誰かとともに学んでみたいと思ったからです。

当時、『人工知能は人間を超えるか』という本を読んで、AIについて学んでみたいと思いました。2015年の本ではありますが、今読んでもとっても面白いので、ぜひ読んでみてください!

私はAIに関する輪読会を探しました。ただ、その当時、私が求めていた《大阪で対面で行っているAIの輪読会》を探すことができませんでした。

それならば自ら作ってしまおうと、友人のChihiroに声をかけ、2人で輪読会を始めます。

はじめに2人で話し合って決めたルールは以下の二つです。

  1. 対面で行うこと
  2. 全員で発表者を回すこと(発表はどんなレベルでも形式でも良い)

聞き専を認めない輪読会に人は来るだろうかとちょっと不安でした。

しかし、はじめは2人だったところから、少しずつ人が集まっていきます。

現在のメンバーは8人です。

人が集まって良かった……!

いつも活発に議論が行われいて、嬉しい限りです。

これまで読んできた本

てくますゼミでは、これまで以下の本を読んできました。

1冊目 AIエンジニアを目指す人のための機械学習入門

2022.09〜2022.12

線形回帰、ロジスティック回帰、SVC、決定木、k-means、主成分分析などの機械学習の代表的な手法を、理論と実践、両方の観点で学べる本です。各手法の『こころ』を学べる良書でした。

2冊目 ゼロから作るDeep Learning

2023.01〜2023.03

次はディープラーニングについて学ぼうということで取り組んだ2冊目。ディープラーニング界で圧倒的な人気を誇る本書。原理を知るのに最高の本でした。

3冊目 ゼロから作るDeep Learning② 自然言語処理編

2023.05〜2023.09

自然言語処理についても学びたかったので、そのままシリーズ続編を読みました。複雑になってきているものの、それでも分かりやすくて、とても面白かったです!

次に読む本

てくますゼミは一周年を迎えましたが、これからも活動を続けていきます。

そして、2023年10月からは新しくBERTによる自然言語処理入門を読んでいきます!

自然言語処理が面白く、Transformerなどについてもっと学習したいよねという話になったことから、この本に決定しました。

とっても楽しみです!

これから

てくますゼミは、てくますプロジェクトのコンセプトである「考える楽しさを探そう!」を体現しています。自慢の輪読会であり、これからも続けていきたいと考えています。

今は輪読会の開催で精一杯なところもありますが、理想はもっと大きく、《ITや数学やデータサイエンスが好きで、それらを他者と語り合いたい人》のための居場所になれたらなと思っています。

てくますゼミ2年目はそのあたりももっと進めていけるといいですね。

これからも頑張っていきますので、ぜひとも応援をよろしくお願いします!

各ゼミの第1回記事はこちら