講座「線形代数学入門講座」第3回

はじめに

こんにちは! てくますプロジェクトの Yukkin です。

本記事は、2024年4月からスタートした「線形代数学入門講座」の第3回『正則行列』に関する活動記録です。

てくますプロジェクトは、「考える楽しさを探そう!」を合言葉に活動する、数学と情報の学習コミュニティです。
各種イベントについては、ぜひ Connpass をご覧ください!

「線形代数学入門講座」は、線形代数学を初めて学ぶ方や、もう一度しっかり学び直したい方向けの講座です。
大学以外の場所で大学レベルの数学に触れられる、ちょっと珍しい学びの場となっています。

講座の進め方は、以下の記事から確認できます。

学習内容

第3回でどのような内容を学習したか、簡単にですが紹介します。

  • 不能と不定の復習
    掃き出し法において、連立方程式の解が存在しないケース(不能)と解が無数に存在するケース(不定)について、確認問題を通じて復習しました。
  • 行列の簡約化
    連立方程式を解き切ったとはどういうことかを、行列の言葉で定義しました。
  • 行列の階数
    行列の階数を定義し、それにより連立方程式の解の種類を分類する方法を学びました。(一意解 or 不能 or 不定)
  • 逆行列と正則行列
    逆行列や正則行列という言葉を定義しました。

第3回の講座スライドはこちらから確認できます!

講座の様子

前回の復習と、やり残していた部分の説明から。

第3回の内容に突入。プリントが増えてきて、少しずつ分厚くなってきました。

本日のメインテーマの階数です!(ここの写真を撮り忘れてしまいました……)

本日もみんな真剣に取り組んでいました。

最後に

線形代数学入門講座、第3回を開催しました!
GWを挟んで、今回は約1か月ぶりの開催です。

毎回参加してくださる方がいること、そして今回も新たに参加してくださった方がいたことに、改めて嬉しさを感じています。
一定のニーズがあるんだなあと、しみじみ実感します。

これからも、よりよい学びの場を目指して頑張っていきます!

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