目次
はじめに
こんにちは! てくますプロジェクトの Yukkin です。
本記事は、2024年4月からスタートした「線形代数学入門講座」の第5回『行列式』に関する活動記録です。
てくますプロジェクトは、「考える楽しさを探そう!」を合言葉に活動する、数学と情報の学習コミュニティです。
各種イベントについては、ぜひ Connpass をご覧ください!
「線形代数学入門講座」は、線形代数学を初めて学ぶ方や、もう一度しっかり学び直したい方向けの講座です。
大学以外の場所で大学レベルの数学に触れられる、ちょっと珍しい学びの場となっています。
講座の進め方は、以下の記事から確認できます。
学習内容
第5回でどのような内容を学習したか、簡単にですが紹介します。
- 置換の符号(前回のやり残し)
巡回置換、互換について紹介し、すべての置換は互換の積で表せることを示しました。
また、これをもとに置換の符号を定義しました。 - 行列式
置換の符号を用いて行列式を定義しました。
2次や3次の正方行列の行列式はサラスの公式で出せることも説明しました。
また、行列式の性質や図形的解釈についても説明しました。
第5回の講座スライドはこちらから確認できます!
講座の様子
前回やり残していた置換の符号について。「あみだくじ」の話もしましたよ!

そして今日の本題、行列式!
スライドが数式だらけで、いかついです・・・。

毎回の講座で配布している練習問題を紹介します!
星1:講座内容の類題
星2:やや発展問題
星3:発展問題(下の画像にはないですが)
レベルに応じた演習ができるようになっています!

平日の夜にこうして集まって数学を学んでいることは、本当にすごいことだと思っています。
だからこそ、もっと良い学びの場にしていきたいですね!

最後に
線形代数学入門講座、第5回を開催しました。本日の参加者は6名です。
今回は、初学者が特につまずきやすい「行列式」について学びました。やはり難所ですね……。
この講座は、今回までがひとつの区切り。次回からはいよいよ対角化に向けて進めていきます。
残り3回の講座も引き続き頑張っていきます!
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