講座「線形代数学入門講座」第8回

はじめに

てくますプロジェクトでは、てくますゼミと呼ばれる学習会を開催しています。

「線形代数学入門講座」は線形代数学を初めて学ぶ、または学び直したい方向けの講座です。大学以外で、大学数学を学べる珍しい場所となっています。

講座の進め方は、以下の記事から確認できます。

参加したい方は、Connpass よりご参加ください。

学習内容

第8回でどのような内容を学習したか、簡単にですが紹介します。

  • 行列の対角化
    対角化とは何かや、対角化の手順を説明しました。
  • 対角化可能性
    行列が対角化できる条件について説明しました。
  • 対角化の応用
    対角化の応用として、行列のn乗の計算と、2次形式の標準形への変換について説明しました。

講座の様子

固有ベクトルを並べて作成した行列Pで対角化できることを説明中。

対角化では第1回から学んできた様々な知識を使うので、なんだか集大成感がありますね!

今回の確認問題はこんな感じでした。

スライド資料、確認問題、練習問題などをあわせると、これまでに配布してきたプリントはなんと100枚を超えます! それだけの内容を何ヶ月かかけて、みんなで学んできたということです。

最後に

線形代数学入門講座第8回でした。今回の講座の目標である行列の対角化について説明しました。無事、ここまで辿り着けてよかったです。お疲れ様でした!

線形代数学入門講座は今回で終わりです!

ですが、せっかくここまで学んできたので、演習&質問の会を追加で設けました。次回で本当に最後となります。

新講座の告知

線形代数学入門講座は次回で最後ですが、なんと2024年10月より、新シリーズ『統計学入門講座』を開設します!

初めて参加される方も、線形代数学入門講座に参加してくださった方も、みなさん勿論、大歓迎です!

みなさんにとって価値のある講座となるように頑張りますので、ぜひ参加いただけると嬉しいです。

統計学を一緒に学んでいきましょう! 申し込みはコチラ

本シリーズの記事はこちら