講座「線形代数学入門講座」第8回

はじめに

こんにちは! てくますプロジェクトの Yukkin です。

本記事は、2024年4月からスタートした「線形代数学入門講座」の第8回『行列の対角化』に関する活動記録です。

てくますプロジェクトは、「考える楽しさを探そう!」を合言葉に活動する、数学と情報の学習コミュニティです。
各種イベントについては、ぜひ Connpass をご覧ください!

「線形代数学入門講座」は、線形代数学を初めて学ぶ方や、もう一度しっかり学び直したい方向けの講座です。
大学以外の場所で大学レベルの数学に触れられる、ちょっと珍しい学びの場となっています。

講座の進め方は、以下の記事から確認できます。

学習内容

第8回でどのような内容を学習したか、簡単にですが紹介します。

  • 行列の対角化
    対角化とは何かや、対角化の手順を説明しました。
  • 対角化可能性
    行列が対角化できる条件について説明しました。
  • 対角化の応用
    対角化の応用として、行列のn乗の計算と、2次形式の標準形への変換について説明しました。

第8回の講座スライドはこちらから確認できます!

講座の様子

固有ベクトルを並べて作成した行列Pで対角化できることを説明中。

対角化では第1回から学んできた様々な知識を使うので、なんだか集大成感がありますね!

今回の確認問題はこんな感じでした。


スライド資料、確認問題、練習問題を合わせると、これまでに配布したプリントはなんと100枚以上!
それだけの内容を、何か月もかけてみんなで少しずつ学んできたということですね。

最後に

線形代数学入門講座、第8回を無事に開催しました。

今回の講座の目標であった「行列の対角化」についてじっくり説明しました。

無事ここまで辿り着けたことにほっとしています。参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

そして、今回で本講座は一旦終了となります。ここまで学び続けてくださった皆さんに心から感謝します。

とはいえ、せっかく積み上げてきた知識をより確かなものにするために、追加で「演習&質問会」を設けました。次回で本当に最後となります。ぜひ気軽にご参加ください。

新講座の告知

線形代数学入門講座は次回で最終回を迎えますが、なんと2024年10月から新シリーズ『統計学入門講座』を開設します!

初めての方も、線形代数学入門講座に参加してくださった方も、どなたでも大歓迎です。皆さんのご参加を心よりお待ちしています。

皆さんにとって価値ある学びの場となるよう、全力で準備しています。ぜひ一緒に統計学を楽しく学んでいきましょう!

参加のお申し込みはこちらからどうぞ。たくさんのご参加をお待ちしています!

本シリーズの記事はこちら